2017-08

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私の価値観

昨日の記事、フクの感染症検査の結果が陰性だったことについて
みなさんから「よかったね!」のコメントをたくさん頂きました。
こんなにたくさんの人が気にかけて心配してくれていて、そして喜んでくれて、
フクは本当に幸せなコだなあと思うと同時に、心から感謝でいっぱいになりました。
本当に、ありがとうございます。

フクのこと、きっと幸せにします。


今日は、完全に私の価値観で話をします。

フクを我が家で引き取ってからも、私は時々、
札幌市の動物管理センターのホームページで、猫の収容情報を見ていました。
中にはとても条件の難しい猫もいましたが、私がこの情報ページを知ってからは、
どのコももれなく新しい家族のお迎えがあったようです。

昨日、そのことに気付くまでは。

120403.jpg
フクの動向に目をギラリと光らせるユメは、
「仔猫生まれました」の里親募集で我が家に来た、唯一外生活を知らないコです。

そのコは、譲渡可能ねことして情報ページに掲載されて間もなく、
そのページから姿を消しました。つまり、新しい家族のお迎えがあったということです。
写真を見たらなかなか個性的なクルンとした顔立ちで、
きっとこういうコはすぐに貰われていくだろうなと、私は思っていました。
そしてその通りになって、私は「ホラね」と嬉しく思っていました。

そのコが、またセンターに戻ってきたのです。

120403-1.jpg
トキは、あと1日遅かったら保健所に連れて行かれるというところ、
個人で猫の保護活動をされている方に、お姉ちゃん猫と一緒に保護されました。

「一度もらわれましたが、先住猫との相性が合わず戻ってきました。 」

そのコのプロフィールにはこう書かれてありました。

それまで一緒に暮らしたコを優先するというのは、私にも充分理解できる感情です。

トキを家族に迎えた時、ハナはトキのことを受け入れられませんでした。
今までそんなことなかったのに、私たちの布団の上に粗相をするようになったり、
他に何があったかはそれ以外ほとんど覚えてはいませんが、
ヒデも私も、トキを迎えたことを少し後悔してしまうような状況になりました。

でも、もうトキは私たちの家族になったのです。
ハナが嫌がるからと、トキを返すという選択肢は、私たちにはありませんでした。

どのような状況で、先住猫との相性が合わなかったのかは、当然分からないことです。
もしかしたら、先住猫ちゃんがストレスで体調を崩したのかもしれない。
可愛い我がコが具合が悪くなるのは、飼い主としては耐えがたい悲しみです。
その理由が新しく来たコだとしたら・・・そう思った先の感情も、想像できます。

「でも」、なのです。

120403-2.jpg
街角インタビューを受けてるような表情のフク、センター出身。

でも、先住猫との相性が合わなかったから、結局そのコを棄てたんだよね。
極端な言い方かもしれませんが、私はそう思いました。

恐らくこのコは「人間に棄てられてまたココに戻ってきた」なんていう
人間的感情を抱いたりはしていないと思います。人間じゃないから。
もしかしたら、相性の合わない猫と離れられた今のセンター暮らしの方が、
自由というにはあまりにも狭いケージの中ではあるけれど、
まだ気楽に感じているかもしれません。分からないけど。

だからこれはあくまでも、猫と暮らしている人間としての私の感情ですが、
最初にこのこを引き取った人は、どこまでこのコの命に責任持ってたんだろうかと、
どこまで覚悟を持って、このコを引き取りにあの場所まで行ったのだろうかと、
そこをどうしても疑問に思わずにはいられないのです。

フクを迎えに行くに当たって、私たちもトキユメとの相性を1番心配しました。
ふたりとももういい年だし、ユメは乱暴者だし、トキはヤキモチ焼きだし。
心配するヒデに、「必ず責任持つから」と私は言いました。

120403-3.jpg
ハナは、ペットショップの前に捨てられていました。
そしてヒデと運命の出会いをしたのです。

幸い、フクはニンゲンが大好きで、ネコにはほとんど興味がなくて、
そしてトキユメも、拍子抜けするぐらい普通な感じに過ごしていて、
うちの場合は、スタートは上々だったと言えると思います。
時間が経つにつれ、トキユメとの相性の悪さが際立つ瞬間も増えてきましたが、
体調崩すヒトは誰もいないので、あとは時間との相談でいいかと思っています。

でも、もし、いろんなことが順調に進んでいかなかったとしても、
私はフクをセンターに戻すということはしなかったと思います。

トキユメとの共同生活がムリそうなら、
フクの居住スペースは私たちの寝室エリアにしたと思います。
ヒデも私も揃ってアレルギー持ちだけど、それはそれで仕方ないさ、と。
ここまでは、実際ヒデと話をしたことです。

それでも解決できないくらい大きな問題が起こったとしたら・・・

今の私たちの環境で、正直そこを想像するのは難しいところもありますが、
でも何とか改善策を模索し続けたと思います。多少お金がかかったとしても。
だって、もうフクの生きる道に関わっちゃったんだもん。
手を出しちゃったんだもん。

里親探しで、トライアルという言葉をよく耳にします。

そのコと本当に一緒に過ごせるかどうか、完全に譲渡する前に
ある程度のお試し期間を設け一緒に生活をしてみることです。
もしそこでいろいろ問題があるようなら、引き取ることは諦める。
譲渡する側もされる側も、そのコの命に責任を持ったシステムだと思います。

でも、今回の場合は違う。

センターに引き取りに行った時点で、もう里親認定だと私は思っています。
決してトライアルなんて期間はないし、
引き取る際に何かしらの書面、誓約書にサインもしたはずです。
そこに終生飼育って書いてなかったっけ?
もしそれが不可能になった場合は、責任を持って新しい引き受け先を探すって、
そういうこと、書いてなかったっけ?
そんなの当然と思ったから、私はもうその書面は処分しちゃったけど。

理由はどうであれ、保健所に連れて行くということは、棄てたと同じなんです。
だったら、最初から引き取りに行くなよ。

いろんな意見があると思います。
私の意見は、最後まで責任もてない命なら最初から関わるな、これに尽きます。
正しいとか間違っているではなくて、これが私の、猫に向き合った時の価値観です。


久しぶりのハナの写真、「これにしよっかな」と選んだ上の1枚は、
偶然にも、6年前の今日、2006年4月3日に撮影したものでした。
ハナちゃーん。



(前の記事のコメント、お返事するより先にこちらの記事を書きました。
 もう随分な時間になってしまい、お返事、明日させてもらいます。ごめんなさい。)

● COMMENT FORM ●

こんにちは。
耳の痛い話です。うちも以前、ごろにゃんの他に保護団体から他の猫を引き取ろうとして、一週間だけトライアルの末に、団体さんに返してしまったことがあったんです。
引き取りの当日になって、感染症のキャリアだと知らされたのです。キャリアなだけで大丈夫とその団体の方はおっしゃってましたが。
獣医さんとも相談し、別々の部屋で生活させていたのですが、どちらの猫もひどく体調を崩し、団体の方とも相談した上で、私は先住猫のごろにゃんを優先してしまいました。
浅はかだったなと今も思います。その後、団体の猫は引き取り手が見つかったと連絡はありましたが、今も後悔している事件です。
ちなみにごろにゃんは、最近いっしょに布団に寝るようになり、ご飯もたくさん食べ、病身ながらもゆったりと生きています。今はごろにゃんだけをしっかり見つめていこうと思います。

まさにかかわった命は最後まで面倒みる・・・
その通りだと思います。
多頭飼いの場合は最初はどうしても色々起こるもんです、
我が家だって後から来たピコと先住猫とのいざこざ・・・
センが来た時のいざこざ、でも今は皆なんとか仲良くやってるし。
有る程度の問題は時間が解決してくれます。
勿論すべてって訳には行かないですけどね・・・
それでも引き取るって思った瞬間から責任ってかぶさるんだよな~
考えてみたら凄い責任しょってるって思えたよ^_^;

飼ってみよう・・・とか思わないで、飼うって気持ち?
家族にするって気持ち・・・
う~~ん・・・中々上手く書けないな~^_^;

まったくの同感です。こういう価値観をペットを飼う人 全てが持っていたら…
そう思うとなんか悔しいす。
すごく当たり前のことなハズなのに その当たり前のことが出来ないから 年間20万匹以上の尊い命が奪われる日本なんだよね(T_T)
最期まで飼う自信と愛情、責任が持てないなら最初から関わらないことも愛情だよね。


札幌のセンターは期限がないけれど 期限のあるセンターは1日1日 毎日命が消えてく。
明日までそこに居たら繋がってたかもしれない。そんな風に思うと胸がはちきれそうになる。
これからの季節は期限のない札幌のセンターも収容がいっぱいになると厳しい現実が待ってて 今はほぼ100%の譲渡率もどんどん下がってしまう(>_<)
それに懐きが悪い猫ちゃんは譲渡不適切になって処分されちゃう。

先週もみじ台で保護されて迷子ページに居た、怖~いお顔をしていたキジトラちゃんを知ってる?
あの子は譲渡可能猫のページには載らなかった…。
命がひとつ消えてしまったんだって思うと本当に切ないやら悔しいやらでおかしくなりそう。これからそんな毎日がまたやってくるかと思うとなおさら。
でも現実をちゃんと見なくちゃって。苦しいけど、見てそれを伝えなくちゃって。


なんか重たいコメントになっちゃった(ToT)


出戻りしちゃったハチワレ猫ちゃんは無事新しい飼い主さんに譲渡されたそうですよ♪♪
今度こそ最期まで家族の一員として暮らしていけますように。
だね(*^ω^*)

タピアンさんへ

タピアンさん
『トライアル』というシステムがある場合、それを利用するのは私はもっともだと思います。
ネコもヒトも、無駄な不幸を抱えるよりは、少しでも楽でいられる方がお互いずっといい。
それを、保護主も里親希望者も理解した上で出た結果なら、どちらでもありと思います。
その為の『トライアル』だから。
ただ、保健所に保護されたコを引き取るというのは、終生が原則だと私は考えています。
そんなの当たり前じゃん、と。
例えば、ペットショップでお金出して買ったコを、「やっぱり合わないので返します」
こういうシチュエーションって恐らくまずないと思うんですよね、ゼロではないかもしれないけど。
じゃあ、なんで保健所ならありなの?って思うわけですよ。同じ命に対して。
もしどうしてもダメそうだったら、保健所に戻すのではなく新しい里親さんを探すのが当然です。
それをせずにお気楽に返した、その行為が本当に許しがたいところですね。
どの感染症か分からないけど、エイズだったら、
深刻になり過ぎなくてもいいんだという認識で私も今はいます。
今は便利な時代なので、ネットでちょっと検索すれば、その病気のこととかサラッと分かるし、
そうやって自分なりに勉強して、分からないところはプロ(獣医師)に聞いたりすれば、
おのずとどうすればいいかは見えてくると思うんですよね。
よく分からないから不安になる・・・幽霊怖いというのと一緒かな?^^;
なので、私はフクがもしエイズキャリアだったらというところで、結構ものを考えていました。
その上で、ココまでなら大丈夫、とか、ココは絶対気をつける、とか。
そのネコちゃん、今頃きっと幸せに暮らしていますよね。運のあるコだと思いますよ♪
ごろにゃん、穏やかそうでよかったあ~^▽^*
誰にでも限られた時間の中で、ごろにゃんとの甘い世界を満喫してくださいね。
ごろにゃん、イイコでお過ごしよ~^^*

シバヤンへ

シバヤン
そうかーシバヤンちも多頭飼で頭抱えたことあったんですね。
なんかシバヤンのブログに出てくるコたちはみんな幸せそうだから、
いろいろあったなんて信じられないです。
センちゃん来た時、いざこざがあったんて、そんな雰囲気すら感じなかったなあ。
楽しそうにしか見えなかったのは、それを記事に書くシバヤンのお人柄かな。
でもホント、いろいろありますよね。ていうかあって当然なんですよね。
そこをどれだけいい方向に導いていけるか。もちろん時間も必要になりますよね。
シバヤンの気持ち、なんか伝わります。伝わってると思います。
もう家族なんですよね、迎え入れるってことは。ですよね。
図書館で本借りて読んでみたらつまんなかったから全部読まずに返す・・・
っていうふうに、保健所にいるコの命を考えないでほしいです。
いろいろありますよね、多頭飼い。上手く行かないことだってありますよね。
でも、家族なんだもん。そうですよ。

こめさんへ

こめさん
怖い顔のキジトラちゃんって、ケージの奥の方で顎引いて写ってたコのことかな。
写真では結構大柄風の。
なんかさ、またもみじ台で保護されたコが今いるでしょ、6日までが収容期限の。
あれ、なんなの?もみじ台なんなの?猫狩りでもやってるの?
・・・いやね、やっぱり猫が嫌いな人だっているのは仕方ないと思うのよ。
嫌いな人、加えて、トイレに庭を荒らされるとか、猫に何らかの害を与えられている人にとって、
猫って本当に不快極まりない存在になっちゃうっていうのは、分からないことじゃないんだ、私は。
そういう人たちに、猫の命を考えるアンテナは立ってないと思うんだよね。
ああ、なんか難しいよね。難しい問題だと思う。
だからこそ、1匹でもいいから、そういう命が増えないようにしていく必要があるんだろうね。
そのために、避妊・去勢っていうのは必要だろうし、それは飼い主の当然の義務でもあって。
猫の生に関わったなら、最後まで全力で関わり続ける。そうでなければ関わらない。
多頭飼いで崩壊しちゃう人なんて、「かわいい」「かわいそう」だけで選択してさ、
結局、合わないから棄てますっていう人と一緒、無責任なんだよね。
・・・ってね、分かってる人は分かってるからこそ、ん~~~ってなっちゃうところ、かなあ。
分かってない人に言いたいよね、こういうことは^^;
私は、「可愛い」「可哀想」だけで行動はしない。
私の行動基準は、自分が責任持てるか持てないか、そこが全て。多分。
だから無理もしない。
責任持つって、そんなに簡単なことじゃないもんね。
いやでもホント、簡単だけど簡単じゃない問題だね・・・


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アキ(画像はハナ)

Author:アキ(画像はハナ)
2009年に腎不全の診断を受けた白茶のハナを中心に、日々楽しく過ごす幸せの時間をつづっています。
2011年5月14日、ハナは11年の生涯を終えて、次なる世界へと向かっていきました。
現在は、白黒トキとキジ白ユメ、2012年2月から家族になった茶トラのフクがメインです。

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