2017-09

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いきさつ

フクがうちに来て、今日で2週間になりました。

120227.jpg

最初、フクをうちのコにする予定はありませんでした。

フクは、私たちが住んでいて仕事をしている場所のすぐ側で保護されて、
厚別警察署から札幌市の動物管理センターへ収容されました。
2月1日のことでした。

迷子ねこ収容情報に首輪付きとあったので、
私は、飼い猫が何かのはずみに外に出て迷子になり、保護されたのだと思いました。
そして、そう思ったので、飼い主さんが探しているのではないか、とも思いました。

フクが保護されたのは、うちのお店の前の道を挟んだ、その向こう側の番地でした。
数年前まで、私たちも住んでいた場所です。
こんな近くで、私たちが日々生活しているすぐ側で、迷子の猫が保護された。

ドキドキしました。

飼い主さん、探しているんじゃないだろうか。
飼い主さん、気付いているんだろうか。

とりあえず、お店のツイッターで、フクがセンターにいることをツイートしてみました。
2月3日のことでした。

120227-1.jpg

それから毎日センターのホームページをチェックしていましたが、
フクは迷子ねこ収容情報のページに載ったままでした。

どうして飼い主さんは迎えに行ってあげないんだろうか、気付いてないんだろうか。
首輪もしていたし、飼い猫なんだから、飼い主さんのもとに返してあげたい。
きっとこのすぐ近くにいるはずの、フクの飼い主さんのもとに。
その思いを抱えたまま、フクの迷子ねことしての収容期限は迫っていました。

このまま飼い主さんの名乗りがなければ、フクは譲渡に回されてしまう。
そうしたら、別の人がフクを迎えに行ってしまうかもしれない。
そうしたら、フクは2度ともとの飼い主さんのところには戻れない。
どうしよう。

その時、私の頭に浮かんだのは、
フクを一時うちで預かって、そこから飼い主探しをする、ということでした。
お店で迷子ねこのポスターを作って貼れば、近くの人なら何か情報がくるかもしれない。

ただ、ひとつ問題がありました。

フクが迷子ねことして収容されるのは2月7日火曜日まで。
それ以降、2月8日からは譲渡可能猫として先着順に貰われていくのですが、
私たちの仕事が休みなのは月曜日。
もし迎えに行けるとしても、最短で13日の月曜日ということになります。
譲渡可能になってから約1週間。
その間に、フクが誰かに貰われてしまったら・・・

120227-2.jpg

私はダメもとで、譲渡前に譲り受けることは可能かどうか、センターに電話してみました。
フクを保護して飼い主探ししたい旨を伝え、そしてやっぱりダメでした。

その電話で、職員さんがフクの状態を教えてくれました。
そこで、フクがガリガリに痩せていたことを伝えられ、私はとても驚きました。
迷子ねこ情報では、体格で「中太」というような表示がしてあったからです。
問い合わせると、記入ミスとのことでした。

あれ・・・?

私がフクを迷子だと疑わなかったひとつに、ふっくらしているということがありました。
ふっくらしているのは、ゴハンを普通に食べていたからだと判断したからです。
なのにガリガリって、どういうこと?

そして、「今は大丈夫ですが、保護当初は攻撃性も見られました」とも伝えられました。
それに関しては、見知らぬ所に連れて来られて気が立ってるのかなぐらいに思いました。
収容情報写真のフクは、ケージの奥で身を固め、目つきはギラギラしていました。

ガリガリに痩せていたというのが引っかかったまま、
それでも私は、首輪をつけた飼い主さんに気付いてほしい気持ちはずっとあったので、
迷子ねことしての収容期限最終日の2月7日にもう1度、お店と趣味のツイッターで
フクのことをツイートしてみました。

120227-3.jpg

フクの情報は、翌日から譲渡可能ねこのページに掲載されました。

最初の身体も表情もこわばった写真から、
職員さんの手にスリスリする写真に変わっていました。
ただ、可愛く見えるかどうかというと、お世辞にも可愛い方ではありませんでした。
これは・・・なかなか貰い手付かないんじゃ・・・

不安と期待の中、フクは毎日、譲渡可能ねこのページに載っていました。
そして毎日載っているフクの写真を見て、
このコはうちで引き取らないときっと貰い手は付かない、と、思うようになっていました。

この時点で、ヒデは、あまり積極的ではありませんでした。
もし新しい家族が見つからなければ、うちでもいいけど、
とりあえず、いつまでそこで収容してもらえるのか聞いてみなよと言われました。

確かに、この頃は、ユメがケガでカラーをつけ始めたばかりでした。
そのうえユメは暴れん坊将軍でちょっとイジワルなところもあるし、
トキももういいオッサンで、このふたりにストレスがかかる心配は、当然ありました。

でも・・・

120227-4.jpg

結局、フクは、10日金曜日の更新情報の時まで掲載されたままでした。
センターは土日はお休みです。
本当は、10日の夕方に、フクがまだいるかどうかの確認電話をする予定でしたが、
その日は仕事が忙しく、センターの営業時間に間に合いませんでした。

そして、13日月曜日。
そこから先は、20日の記事『フクの来た日』に綴ったとおりです。

結局フクは、うちのコとして迎えることにしました。
もとの飼い主探しは、必要ないと判断したからです。

外飼いの可能性が高かったこと。
去勢していなかったこと。
そして、首輪をつけていたのにガリガリに痩せていたこと。

この3つが決定的でした。

以前にも書きましたが、避妊去勢した上で完全室内飼いの終生飼育が
私たちにとって「猫を飼う」ことの必須最低条件でした。
それの全てを満たしていない飼い主のもとに、このコを戻すわけにはいかない。
首輪だけ付けて飼い主を名乗ったり飼い猫と位置づける人に、このコは渡せない。

最終的には、少なからず不安を頂きつつ、ヒデも納得してくれました。

120227-5.jpg

私たちが想像していた以上に、私たちの想像をはるかに超えて、
フクはうちのコになってくれました。
何度も言いましたが、何度も言いますが、本当に本当にイイコです。イイコです。
とても愛らしくて可愛いコです。

心配していたトキユメも、拍子抜けするぐらいフクを迎え入れてくれました。
何よりもトキが、ヤキモチやくことなくフクを受け入れてくれたのが嬉しかったです。
ユメをちょっと構ってたりすると、見事なまでのヤキモチ顔になるトキが、
フクを構うことに関しては、ヤキモチのヤの字もないようです。
ユメはフクに対しても暴れん坊将軍を貫こうと今でもしていますが、
それに対してはフクが全く、笑ってしまうほど全く相手にしないのです。
これにはユメが拍子抜け。調子狂っているっぽいです。

そしてヒデが、フクにメロメロになりました。

フクは、ヒデのお膝にいるとき、よくヒデを見上げます。
それがたまらなく可愛いんだそうです。ヤバイと言っています。
「ハナも、トキも、ユメも、みんな可愛いんだけど、今までにはない可愛さっていうか、
 それぞれ違った可愛さがあっていいんだよね」
フクが可愛いんだよね。

フクという名前は、私がつけました。

ハナと、トキと、ユメと、音がかぶらないように。
それから、苦労してきた時期があっただろうから、
これからはたくさんの福がこのコに訪れるように。

120227-6.jpg

まだこの先、去勢手術や感染症検査など、
フクには超えなければならないちょっとした山が待っています。
でも、私は何の心配もしていません。
もうフクは、うちのコだから。
何があっても、うちのコだから。
それは、きっとヒデも。

フク、もっともっと、うちのコにおなり。


● COMMENT FORM ●

そううだよな~去勢もしないで飼ってたらそれなりの飼い主って事ですもんね・・
飼い主も探して無いんだろうし。
もしかしたら遠くから捨てに来たって事も有るね。
フクちゃんこれからはしっかり今までの分幸せを満喫して!!
ヒデさんまでとりこにして~♪
しかし3ニャン上手い事行ってますね(^-^)

色んな思いや出来事を通り越してフクちゃん、無事にアキさんちに来れたんですね♪
イイコ、っていうのは、写真見てても分かります^^
優しそうで甘えんぼそうな本当にいいお顔です。
安心して暮らせる場所ができて本当に嬉しいです。
トキユメちゃんとの距離も益々近くなっている~(^^)。
下から2枚目の写真ナイスです!

フクちゃん、いっぱいアキさんヒデさんに可愛がってもらうんだよ~。
そしてお兄ちゃんたちとも仲良く遊んでもらうんだよ~♪

シバヤンへ

シバヤン
とてもとても人懐こいフクを見ていると、もしかしたら、前の首輪主さんにすごく可愛がってもらっていたのかな
なんて思ったりもしますが、なんと言うか…
価値観の違いと言われればそれまでなんですが、
猫に首輪をつけた瞬間から、そのコの命の行方は自分に委ねられたということを、
飼い主である以上しっかり自覚してほしいです。
去勢や避妊にしても、人間感覚でかわいそうと思ったのだとしたら愚かな発想だと思います。
なんかなあ、やっぱり人間が不幸な猫を増やしてる気がする…
可愛い、楽しいだけで、命は預かれないですよね。
フク、これからよろしくね。

Megiさん きっと、フクはもう過去のことは忘れていると思うので、 私もフクと一緒に今をニコニコ過ごせればいいなと思っています^^* 本当は、1日中猫様部屋で自由に過ごさせてあげたいんですが、 感染症検査が終わるまでは、トキユメとの接触は避けなければならないので ホントみんなで我慢我慢です。 でもね

Megiさん
フク、もう過去のことはすっかり忘れていると思うので、
私もフクと一緒に今をニコニコ過ごせればいいなと思っています♪
本当は1日中猫様部屋で自由に過ごさせてあげたいんですが、
感染症検査が終わるまでは、トキユメとの接触も避けなければならないので、
ホントみんなで我慢我慢です。
ユメは隙あらば、自分の力を誇示しようとして手を出すんですよ~(汗)
ただ、相変わらずフクは猫にはあまし興味ないみたいですよ。
それとも新入りだから遠慮してるのかなあ?^^;

こんにちは。
ヒデさんにとって、フクちゃんが猫天使になったみたいですね。
猫にメロメロになってしまうきっかけを作る猫を、猫天使と言った記事を何かで読んだ記憶があります。
とても人懐こいというのは、多分ですが、何度か、または複数の家の外飼い猫だったからかもしれないなと。今度はアキさんとヒデさんのところの子として新たな生活が楽しめそうですね。

うちのごろも人間大好きの変な猫ですが、野良猫生活の片鱗を見せながらも、拾った時から基礎的な生活習慣は身に付いていました。ごろは私にとっても、猫嫌いだったはずの弟にとっても猫にのめり込む結果を与えてくれました。

しかし、脱パラボラになったらフクちゃんにちょっかいを出すユメさん、はてさてどうなることやら、ですね。

タピアンさんへ

タピアンさん
ヒデは、差をつけてはいけないと「みんな可愛い」と連呼しますが、
連呼するほどにフクにメロメロなんだなあと私はニヤニヤしています(笑)
フク、もともと持ってる性格なのか、それとも育った経緯があるのか、
どういうことかは分からないところですが、
人懐こくて猫にはそんなに懐こくないというのは、
感染症キャリアの疑いが晴れてない今はとても助かっています。
フク、日に日に我が家の環境に慣れていってるようで、動きが活発になってきました^^
お気に入りの場所もちゃっかり見つけているし、なかなか堂々としたものですよ~。
ごろちゃんはイイコに過ごしていますか?ゴハン食べてるかなあ。
にゃんこはわんこに比べて、しつけが本当に楽というか自主的にしてくれるところありますよね。
うちはユメに問題行動(異食症とジャイアン症)がありますが、食事やトイレのルールなんかは
しっかり守ってくれているし、他のコたちもそうなので助かっています。
猫って、ホントいろんな幸せを招いてくれますよね。猫はやっぱり招き猫^^*
ユメ、だれかれかまわずケンカ売るのはそろそろ本気でやめてほしい・・・


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アキ(画像はハナ)

Author:アキ(画像はハナ)
2009年に腎不全の診断を受けた白茶のハナを中心に、日々楽しく過ごす幸せの時間をつづっています。
2011年5月14日、ハナは11年の生涯を終えて、次なる世界へと向かっていきました。
現在は、白黒トキとキジ白ユメ、2012年2月から家族になった茶トラのフクがメインです。

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