2017-09

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フクの来た日

1週間前の今日、フクが我が家にやってきました。

120220.jpg

午前中のタップのレッスンが終わった後、講習会に行くヒデを駅まで送って、
そのまま、白いキャリーを助手席に積んで札幌市の動物保護センターへ車を走らせました。
天気の良い日でした。

動物管理センターの周辺は、私の住んでいる所と同じ札幌とは思えないぐらい雪で真っ白でした。
私がフクを迎えに行ったセンターの場所はここです。

shisyo.jpg
(センターHPより)

大きな清掃工場の脇に、小さな動物管理センターはありました。

道の脇が雪の壁になっていて、どこから入ればよいのか最初分からずウロウロしましたが、
ウロウロしても迷惑にならないぐらい、道道札幌当別線をセンターの方へ曲がると
全く車通りがなくなりました。周囲はとても広大で閑散としていました。

センターのある北区は、私が住んでいる区とは対極にあるような場所です。
住宅地で保護されたフクが、遠く人気のないセンターまで連れてこられたのかと思うと、
車を運転しながら、それだけで切なくなりました。

センターに入り車から降りると、すぐに犬の泣き声が聞こえました。
「ワンワン」ではなく「ヒウーン」という声、とても辛かったです。

事前に連絡をしていたので、すぐにフクのいる部屋へと案内してもらいました。

猫が保護されている部屋へ行くまでに、収容犬の檻のそばを通るのですが、
私はその時点でとてもやりきれない気持ちになっていて、
猫の部屋へ入った時には、涙が溢れて止まらなくなりました。
職員さんに「ごめんなさい」と謝ると
「いえ、そういう気持ちの方はよくいらっしゃるので、分かります」と言ってもらいました。

フクは、厚別警察署に届けられてセンターにやってきたそうです。

着けていた首輪はトキユメがつけているのと同じメーカーで、大分くたびれていました。
首輪もしているしてっきり去勢されているものだと思っていたら、
去勢はしていないと言われ、私は思わず声に出して驚きました。
「そんな、去勢もしないで外に出してたんですか?ありえない」
「本当はそうなんですけどね・・・」

その間、フクと他に収容されていた迷子猫3匹のうち2匹は、ずっと鳴いていました。
もう1匹のコ、このコもリードが付いたままの状態で保護されたそうですが、
そのオトコのコだけはどっしり丸く構えて堂々としていました。

「大丈夫、あなたたちにはすぐお迎えが来るからね」
フクの右隣の仔猫と、左隣の柄が特徴的でたまらなく人懐こいオンナのコと、
どっしり丸猫くんには、何度もそう声を掛けました。
みんなとてもとても愛らしかったです。

「抱っこしてもいいですか?」
「ああ、どうぞどうぞ!」

フクを小さなケージから出してもらい、抱っこしました。
全然嫌がるそぶりもなく、鳴いているけど大人しく抱っこさせてくれました。
でも、驚くほど重さを感じなかったのです。フクは本当にガリガリに痩せ細っていました。
問い合わせの電話をしたときも、
「まず、ものすごく痩せてガリガリの状態でセンターにきました」
と、フクの最初の特徴でそのことをあげられたぐらいです。
実際その姿を目にすると、その痩せぶりに言葉がありませんでした。

しばらく職員さんとお話をして、フクに「うちに来るかい」と声を掛けました。
そして持ってきたキャリーにフクを入れようとすると、自ら入っていきました。

120220-1.jpg
ゴハンもよく食べ、とても元気なのですが、フクはこんなにガリガリです。

幾つかの手続きをして、フクを受け取り、帰路につきました。

自宅に戻る前ホームセンターに寄り道して、フクに室内用ケージを購入しました。
それから新しいトイレと、新しいフク用の首輪も。

それから、かかりつけの動物病院に立ち寄って、
フクの去勢手術はいつ頃どういう形でできるのか聞いてみました。
その際、ワクチン接種や感染症検査などの段取りも聞きました。
午後診療前の休憩時間で獣医さんは不在で、動物看護士のおねえさんと話をしたのですが、
フク、その状況にも全く物怖じする様子を見せず、キャリーから出たがったりもしています。

自宅に戻って、まずフクを玄関でキャリーのまま待機してもらって、
私はリビングこと猫様部屋でケージの組立作業をえっちらおっちらやりました。
組み立てたケージにトイレを設置し、その次はフクのシャンプーです。

とてもキレイにしてもらっていましたが、どうしても動物園の匂いがしたのです。
猫用のシャンプーはないので、私たちのシャンプーを使って2度洗いしました。
それでも、匂いはまだ残っていました。
そして、フクの手足はたくさんケガをしていることに気づきました。

120220-2.jpg
「ワイはフクや・・・!」

ドライヤーで乾かすなんて到底無理だったので、出来る限りタオルドライして、
暖かくしておいた猫様部屋へフクと一緒に行きました。
そうでなくてもガリガリなのに更にぬれねずみでボヨボヨになったフクは、
多分、一生懸命グルーミングをしたと思います。

実は、この辺りから先のことを、ほとんど覚えていないのです。

19:55「フクちゃんは疲れて寝ています。」
20:22「今日の私はとても疲れたけど、フクちゃんはもっと疲れていると思います。」

そうなんです。フクも私も、すっごく疲れていたのです。

21:51「フクちゃんはゴハンを食べることに強い思い入れがあるようです。」
22:06「フクちゃんはゲージの外に出たいのですが、ゴメンね、
    まだ健康診断も予防接種もまだだから・・・」

これらは、この日のツイッターで私がつぶやいたフクのことです。
「まだ」を2回繰り返しているところから見ても、相当疲れていたのが分かります。
ツイッターを見てメールをくれたお友達への返信の文章も
翌日読み返してみたら、そこかしこにトンチンカンな雰囲気が漂っていました。
とにかく、心身ともにどろりと疲れてグッタリだったことだけはハッキリ覚えています。
ヒデにも「顔が死んでた」と言われました。ヒドイ・・・

この1週間で、フクは随分とうちのコになってきました。
そしてそこには、トキユメがフクを問題なく受け入れてくれたことが
何よりも大きかったことは言うまでもありません。

私たちが1番心配していたトキユメとの相性も、付かず離れずお好きにどうぞという感じで、
本当に安定した距離感をみんなが保ってくれています。
フクがトキユメにあまり興味を示していない、というか、
「ボク猫より人間が大好きなんです」な姿勢も、もしかしたら良かったのかもしれません。

見えるネコ3匹と見えないネコ1匹とヒト2人は、
ヒトのあれこれの心配をよそに、とてもいい感じで進んでいるようです。

フク、元気で大きくおなりよ。

いや、これ以上大きくはならないか。


● COMMENT FORM ●

フクちゃんもアキさんも本当にお疲れ様。
センターの様子を読んでいて私も胸が痛くなりました。
他の子たちにも一日も早くお家が見つかりますように・・・。

フクちゃん、いっぱい食べて大きくおなり。
横にね^^

本当にここの子になれてよかったね。

Megiさんへ

Megiさん
そうそう、横に^^
動物管理センターの職員さんたちは皆とても親切で、
施設もとても清潔だったしわんにゃんもとても可愛がってもらっているようでしたが、
本当なら、ここには誰もいないのが1番なのにと思って、切なかったです。
フクはこの1ヶ月ほどで少なくとも大きく2回環境が変わっているので、
とてもストレスがかかっていたのではないかと思いますが、
今ではもうすっかりうちでくつろいでくれていて、こっちが嬉しくなります^^*

あ、8748、ハナ番だ♪


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Author:アキ(画像はハナ)
2009年に腎不全の診断を受けた白茶のハナを中心に、日々楽しく過ごす幸せの時間をつづっています。
2011年5月14日、ハナは11年の生涯を終えて、次なる世界へと向かっていきました。
現在は、白黒トキとキジ白ユメ、2012年2月から家族になった茶トラのフクがメインです。

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