2017-07

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門出の日

今日は、ハナの体とお別れをしました。

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インターネットで、移動火葬車で訪問ペット火葬をしてくれるところを探し、
朝電話をして、12時ごろに来てもらうことになりました。

部屋の掃除をして、身支度をして、業者さんが来てくれるまで、
ヒデとかわりばんこにハナの体を抱っこして、ずっとふたりでなでていました。
私はハナにチューしましたが、ヒデは体が硬くてチューができませんでした。

業者さんが到着して、天使の羽の描かれた箱にハナの体を入れました。

「これ、途中まで入れてもらってもいいですか?」
そう言ってヒデが、最後までハナを包んでいた自分のTシャツを
ハナの体にかけてあげました。

部屋を出てエレベーターを待っている時、
私はどうしてもヒデにハナを持たせてあげたかったのでお願いしてみたら、
「もしよろしければ、抱いて連れて行ってあげてもよろしいですよ」

わあ!よかったねヒデ!
Tシャツにハナの体を包んで、ヒデ、優しく包むように抱えてあげていました。
そして車に載ったヒデは、「くそ、勝手に涙が出てくる」と言っていました。

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ハナの体を火葬台に載せ、最後のお別れ。

寝かせていたのと逆向きに載せるので、ハナの体を反対向きにひっくり返したら、
少し吐しゃ物が口元についていました。多分息を引き取った後にだと思います。
できるだけ手で拭いてあげて、気持ちだけでも綺麗に。
気付いてあげられなくてごめんね。

ハナの体を台に寝かせて、ではお願いしますと言おうと思ったら、
業者さんが虹の橋の話をしてそれでは合掌をと言うので、話を聞いて合掌しました。
でも本当言うと、ヒデも私も、「あの部分は要らなかったね」。

待っている間、ヒデとハナの話をしていました。
ヒデは泣いていました。私は、少し泣きそうになったけど、
ヒデが先に泣いてくれたので泣かないでいられました。

火傷の危険がありその方法は取っていないのだそうですが、業者さんの気遣いで、
直接火葬台の上からお骨上げをさせてもらえることになりました。

思っていたよりもしっかりハナの骨は残っていて、
「これは指です」「これは腰の骨です」「この辺は尻尾の骨です」。
「腰の骨はヒデが取ってあげなよ」
ヒデはオシリトントンのヒトだったからね。

最後にふたりでハナの頭の骨を木箱に入れて。

業者さんが、可愛らしい花模様のハンカチーフに包んだ木箱と一緒に、
「当社からの気持ちです、お供えしてあげてください」と、
心がパッと明るくなるような黄色い花のアレンジメントをくれました。
ビックリして、そしてとても嬉しかったです。
こちらの希望をいろいろ聞いてくださって、ありがとうございました。

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「ナニソレ?」「なんだオマエ!」

うちに帰って、ハナが元気な頃よくいたテレビの上に置いてみました。

あの紙風船は、ハナを火葬している時に、どこからともなく転がってきたものです。
このカラフルな色合いが、ハナの次の世界での前途が
とっても明るいことを示しているようで、思わず持って帰りました。

そうでなくても、今日は風こそあったけどとてもいいお天気でした。
日差しが明るくて、空は青くてキレイで、
これはもう間違いなく、次なるハナの世界は明るいです。

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「なんだろコレ気になる~」

ハナは今日も、ただ眠っているようでした。
「眠ってるみたいだね」「眠ってるんだよ」

でも、ユメには、ハナの魂がもうそこにはないことが分かっているようでした。
猫様布団やハナの首輪に残ったハナのにおいは嗅ぐのですが、
ハナの体は全く見えていないみたいだったのです。それはトキも。
見えていないわけはないでしょうが、もうそれは、彼らのハナではなかったのでしょう。

だからこそ、ハナの体も早く返してあげて、
一刻も早く、ハナを自由に次の世界へと向かわせてあげたいと思いました。
ハナの魂を、次の世界へ。

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「まだ見てんのかオマイは」

ハナのことをふたりで話しながら待っていたら、
ポン!ポンポン!と空砲のような音が聞こえました。

「あ、祝砲が上がった。やっぱりハナの新たな門出を祝ってくれてるんだよ」
「そうだね」

ハナを最後の病院へ連れて行った時、2日前。
連れて行くまでは結構な雨風だったのが、帰宅したとたんに晴れました。
そしてそれから私の目の前には、大きく真っ直ぐ伸びた虹のたもとが広がっていました。

ハナが息を引き取る直前、昨日のこと。
なんとなく不安定なお天気だったのに、ハナが最後の時間を一生懸命頑張っていると、
いつものひなたぼっこの日差しが、部屋の中にふりそそいできました。

今日もまぶしいばかりにキラキラ輝く日差しと、祝いの紙風船と、祝砲と。

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「コッチが気になる~」「コッチも気になる」

ハナを火葬台に載せた時、
ハナの体は春の日差しをいっぱいに浴びて、真っ白に輝いていました。

3人で合掌をしている間、私は一瞬目をつむっただけで、あとはハナを見ていました。
だって、もったいないじゃないですか。ハナを見ていたい。

火葬のお部屋に入る時のハナは、とても大きく立派に見えました。
白くまぶしく輝いて、意気揚々としているようでした。

その姿を見て、私はもう何の不安も心配もないのが分かって、

「バイバイ!」

と笑顔で言いました。心の中では、手も振っていました。

ハナは、ハナの魂は、次へのステージに心躍ってワクワクしているようでした。
振り返りもせず、「行ってきまーす!」と走っていくかのようでした。
あの姿を見て、私は安心してお別れできたと思います。

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旅立つハナの魂が、次にどこへ向かうのかは分かりません。
次も猫になるのか、それとも別の生き物を選ぶのか。
何を選んだにしろ、次にまた出会えるかどうかも分からなければ、
出会えたとしても、きっとそれがハナの魂とは気付かないと思います。

それでも、わたしはいいです。

ハナの魂は旅立ったけど、ハナは私の中にずっと生き続けてくれます。
いつもそばにいてくれます。

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昨日の夜は、みんなで一緒に寝ました。
ハナと私とヒデと、川の字になって寝ました。

朝目が覚めて、目の前に変わらず眠り続けるハナを見たとき、
その現実が痛くて苦しくて、ハナの手をずっとさすっていました。
ハナは、本当に眠っているかのようでした。
しばらくしてから目が覚めたヒデも、ハナを見た瞬間、動きが止まり、
無言でハナを見つめていました。

掃除をしていても、ハナひとりがいなくなっただけで、
実際には、ハナの体はそこにあったのですが、
でも部屋の中がものすごく広く感じられました。

ああ、やっぱりもうここにはハナはいないんだな・・・

トキユメは、私たちとは全く違った感覚で、既にそのことを分かっていたようです。
昨日から、ハナがいなくなったことは、ちゃんと分かっていたようでした。
そして、ふたりはずっと小競り合いをしていました。

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部屋のあちこちに、生活リズムのあちこちに、ハナの面影が残っていて、
面影が残っているから、よけいにもうハナのいないことが浮き彫りになって、
ただ、ただ、寂しいです。

寂しいです。

でも、大丈夫。

この寂しさは必ず時間が和らげていってくれるし、
和らぐにつれ、ハナとの絆はより深まる気がしています。
だから、大丈夫。今は寂しいけど、大丈夫。

ゆっくりゆっくり、慣れていこうと思います。

今日は、ハナが次の新たな世界へ向けて旅立った日。
私たちにとって5月15日は、ハナの門出を祝う記念の日です。

ハナ、行ってらっしゃい!元気で!

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いつもそばに

ハナが、余命宣告を受けました。

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末期の慢性腎不全。

このまま治療をしなければ、早くて2~3ヶ月、おおよそ半年。
投薬と点滴で延命は可能ですが、完治することはなく、あくまでも延命。
治療をすることでどれだけ命がつながるかは、誰にも分からないとのことです。

初代愛猫のモモも、腎不全で闘病の末、3才の若さでこの世を去りました。
ハナ、ただいま9才。

ハナ、見た目は普通です。
食欲もあり、勇ましく爪とぎした後、テレビに飛び乗り暖をとったりしています。
20年前に購入した14インチのブラウン管テレビの上が、ハナの指定席です。

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ただ、体重が軽くなっていたのは感じていました。
そして少し動きが緩くなっていたことも、今思えば感じていました。
それを腎不全のサインと受け取れなかったことは、私の勉強不足です。
これから猫の腎不全について少し知識を入れようと思っていますが、
ハナの命の期限が迫ってきているということに、変わりありません。

どのような治療をこの先していくかは、ヒデと話し合っていきます。
私たちの気持ちを保つためではなく、
ハナが穏やかに時間を過ごせるためにできる最善のことを、
その都度その都度選択していきたいと思います。

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これから毎日、ハナとの日々を綴っていこうと思います。
ハナとの確かな日々を、普通に綴っていくつもりです。

今までと同じように過ごすことはできませんが、
今まで以上に幸せな時間を、きっと過ごせると思っています。

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プロフィール

アキ(画像はハナ)

Author:アキ(画像はハナ)
2009年に腎不全の診断を受けた白茶のハナを中心に、日々楽しく過ごす幸せの時間をつづっています。
2011年5月14日、ハナは11年の生涯を終えて、次なる世界へと向かっていきました。
現在は、白黒トキとキジ白ユメ、2012年2月から家族になった茶トラのフクがメインです。

動物愛護法改正2012

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